【コロナ禍でこそ、帯状疱疹ワクチンを!】
年々増えている帯状疱疹。
免疫力が低下すると発症しやすくなるので、元々はお年を重ねた方や、持病をお持ちで体力が低下している方に問題となる病気ですが、コロナワクチン接種が始まってから、若い方も含めて更に増加傾向が見られるようです。
とは言え、変異が続きまだ制御できていないコロナウイルス感染症は命に関わることもあるので、帯状疱疹のリスクが多少上がったとしてもできる限り予防接種はしておきたい。
それに帯状疱疹は治療法もだいぶ進歩したので、万が一かかっても、以前と違いそこまで恐れる病気ではなくなりました。
ただ帯状疱疹ウイルスの勢いが強かったり、広範囲に皮疹が出て深い病変になると、問題になってくるのが、【帯状疱疹後神経痛】。昔は、薬の効かないこの難治性の神経痛に何年も悩まされ苦しむ患者さんが多かったのです。
ですが、帯状疱疹も、この神経痛も、現在はワクチンで予防できます‼️
ワクチンは2種類ありますが、予防効果が断然高く持続期間が長いのは、2回接種の不活化ワクチン『シングリックス』。
当院では昨年からシングリックスの予防接種を始めましたが、50歳を超えた方で既に多くの患者様が帯状疱疹ワクチンの接種を済ませております。
副反応は、発熱や腕の痛み、倦怠感や頭痛が出る可能性はありまずか、大半の方がお渡しする解熱鎮痛剤を使わずに済んでいる印象です。
2週間空ければコロナワクチン接種も可能です!
コロナワクチン接種後の帯状疱疹予防のため、または、1度接種すれば10年近く免疫が保たれますので、これから先の発症予防を含めて、是非この機会に、帯状疱疹ワクチンの接種もご検討くださいませ。
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