【2025美容皮膚科学会に行って参りました】
昨年は台風だったかな?大雨だったかな?飛行機飛ばず、断念した美容皮膚科学会にNsスタッフと共に今年はリベンジ。


美容皮膚科学会は、スポンサー企業が多く入り、コメディカルスタッフも多く参加するので、皮膚科学会に比べて華やかな反面、若干企業バイアスがかったセミナーも含まれるので、聴きたい講演が多い中の取捨選択がなかなか難しい。
今年は実りあるセレクトができたような気がします!オンデマンド配信はあとで見れるのでなるべく現地開催のみのもので。

酒さ・赤ら顔、ニキビ治療、汗治療多めで拝聴。
そしてXERF、POTENZAといった機器治療も新しい内容が入ってきて、もうまさに明後日からやってみよう!という楽しみができました。
酒さ治療については、当院の患者様で安定しない経過の方を思い浮かべながら、あの方にはこれがいいんじゃないか、とか、この方はまだこれをやってみていないな、など様々なことを考えながら自省も含めしっかり頭に入れました。
また全国の皮膚科医の先生方も、一部の酒さの患者様では、治療は一筋縄ではいかず試行錯誤されている現状もあり、やはり丁寧に経過を確認しながら悪化因子を追求すべき疾患であることを再認識いたしました。
最近は、ご自分で調べてから受診され、『私は酒さではないでしょうか?』と来られる方も増えておりますが、一方で、酒さの急性期であるのにエステや美容クリニックで機器の照射や刺激の強い施術などを勧められるがままに受けてしまい更に悪化して、当院へ駆け込まれる方もいらっしゃいます。
製薬会社マルホさんのサイトに、酒さのセルフチェックサイトがありました。

顔が赤い、痛い、ひりひりする。そんな方はもしかして?とセルフチェックしてみるのも良いですね。
酒さは、急性期の治療は、まずは保険診療です。
ニキビもまずは保険診療。ニキビ痕に悩んでいても、ニキビの新生もあるならまずは保険診療。
そして、いつも沢山の情報を学ばせて頂いている名古屋の小林先生 @anjosakuraclinic
のご講演でびっくりしたのは、小林先生のクリニックに来られる患者さんの半数が、脇汗の治療が保険でできることをご存知なかったのだとか。
脇汗も、手汗も、今は保険で治療ができます。
当院でもご相談は以前に比べるとだいぶ増えましたが、当院では塗り薬、飲み薬、ボツリヌストキシン注射(保険適応は脇のみ)も行っております❣️

頭や顔、体の汗には自費診療で塩化アルミニウム液の外用や、注射によるボツリヌストキシン治療も行っておりますが、まずは保険診療でお越しいただけましたら幸いです。
丸2日間私もスタッフたちも、みっちり早朝から夕方までなかなか疲れましたが、また明後日からより良い診療を皆様にご提供して参ります✊
学会で得たもの、またスタッフが記事にしてくれると思いますのでお楽しみに😆

最後の2枚は、ホテルに置いてあった粋な図らいのお菓子💓お誕生月だからだそうです✨
こういうちょっとした粋な計らい嬉しいでし☺️

そして、殆ど学会場に缶詰だった中、唯一の大阪の街に降り立った(笑)お店。美味しかったです😋

また明後日より診療を行って参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。