【慢性じんましんとは?原因と対策、食事】

季節の変わり目は増えますねー
新年度や、お盆正月の多忙時期にも。

意外に多い、「慢性じんましん」についてまとめてみました。
クリニックにもたくさんお越しになってます。

蕁麻疹、というと、皆さん食べ物?何かのアレルギー⁉️と心配されて来られる方も多いです。いわゆる、エビやカニ、そば、など特定のものを食べたときや薬疹として出る蕁麻疹(急性アレルギー性蕁麻疹)と、毎日定期的に出る「慢性蕁麻疹」は、原因や病態、治療が少し異なっています。
慢性蕁麻疹には、発汗刺激で起こるものや、物理的圧力で出るもの、などいくつかのタイプがありますが、見た目もいわゆる地図上に隆起した発疹とは異なることがあり、中には発疹すらはっきり確認できないタイプもあります。

皮膚には何も出ていないようなのに、毎日定期的に全身が突然かゆくなる、頭皮や手足に何もないのに無性にかゆくなる、家に帰宅した途端にかゆくなる、とにかく眠れないくらいかゆくなる。

こう言った症状が当てはまる人は、もしかしたら「慢性蕁麻疹」かもしれません。
大事な点は、こういうかゆみに、一生懸命塗り薬を塗っても効果がない、ということ。一時的に治まることはあっても、また出てきます。
治療は、まずは飲み薬。

蕁麻疹を抑える飲み薬も、今は様々なタイプがあり、副作用やライフスタイルに合わせて、続けやすい薬を選びます。

原因不明の、定期的に出たり引いたりする発疹、または、何も出てないのに異常な痒みが突如起こる方は、まずはご来院くださいませ。